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Posted by Staff - 2024/11/29(Fri)05:29

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MagicNumber|Comment

day 10th and last day

Posted by Staff - 2008/02/18(Mon)16:06

2月11日
12日の帰国に備え、この日はキャンピングカーを返し、オークランドのホテルに一泊する。キャンプ場と海とを往復する生活が続いたみんなにとって、つかの間の街を経験できる機会でもある。
それでも夜明けと共に起き出し、ウエットスーツに着替えるのはJoshとシンさん。朝の間は風もオフショアで、波の面も整っている。プラプラとビーチを散歩する人はいても、海にいるのはたった二人。時間は1時間ちょっとだろうか、Joshとシンさんは、ニュージーランド最後のサーフィンを楽しんだ。
そして全員がそれぞれにサーフボードを梱包し、まずはボードだけを乗せた車が、空港を目指して旅立った。そして最後のドライバー・ミーティング。オークランドへの道も、ギズボーンから、ここパパモアへの道同様に、山道はなく分かりやすい。そして次々とキャンプサイトを出発するキャンピングカー。オークランドまでは約4時間の行程。誰もが久々の街の生活を楽しむために、走りに走った。車窓を流れて行く畑や牧場。人間の10倍も羊がいる、この島国の風景はとても独特だ。のんびりとしていて時間がゆったりと流れているように感じられる。ただし、アクセルは目一杯踏んでいるけれど……。
オークランドのホテルに到着したのは、午後5時を過ぎた頃。荷物を部屋に預け、みんなはすぐに街に飛び出した。この旅で初めて見るオークランドの街。
坂と港の街、オークランドは、まるでサンフランシスコのようにも感じられる。時間は午後6時を過ぎると、ほとんど店が閉まってしまい、おみやげの物色もままならない状況。それでもなぜかこの度のメンバーは街の中で遭遇し、けっきょくはみんなで飲むことに。長くもあり短かった11日間。このサーフ・トリップの足跡は、ひとつの映像として6月になれば見ることが出来るだろう。その時に何を感じられるのか。とても楽しみだ。

最後に、このトリップのことは、旅のメンバーのサイトで見ることも出来る。
それぞれのアドレスはここで……。
http://www4.ocn.ne.jp/~k-shape/index.htm
http://www.greenhill-amami.com/
http://kalamehana.com/
http://www.rvcaclothing.com/anp/







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day 9th

Posted by Staff - 2008/02/18(Mon)09:23

2月10日
ギズボーンを発ち、パパモア・ビーチに向かう朝。キャンピング場の目の前にあるビーチでは、小さいながら美しい波が割れている。AlexとJoshは、また、すぐに動いた。彼らが向かったのはマコロリ・ビーチ。折しも強い勢力の低気圧が近づいていた時で、かなりサイズがあるらしい。それを聞き、ギズボーンの町から近い、このポイントを目指したようだ。
抱井さんと緑さんは、キャンプサイト前のビーチで、朝食を摂りながら、のんびりと海を見ている。ほのぼのとした光景。数人のサーファーが海に入っていて、ビーチの端では地元のサーフィン・クラブが子供のためのイベントを開催している。安全に楽しく海での遊びを教えてくれているようだ。日本でも各地でこんなイベントがあれば、もっと海に密接した生活を楽しめるんじゃないだろうか? 青い空と美しい海に誘発されたように、陽子さんが海に入る。この日の朝は風もなく、波の面も美しい。1時間弱ではあったけれど、陽子さんはしっかり楽しんだようだ。
そして11時に全員が集まり、ドライブのためのミーティングを行ない、ギズボーンの町を後にした。ニュージーランドの人にとっては、ちょっとしたリゾート・タウンでもあるこの町。AlexとJoshのグラフィティが、ボクらの足跡になったようだ。
ギズボーンからパパルア・ビーチまでのドライブは、およそ走り詰めで4時間。ほぼ真っ直ぐ行けばいいだけなので、気持ちは楽ではある。のんびりと休みながら畑や牧場が続く景色を楽しむように走った。
到着したパパモア・ビーチのキャンプサイトは、ビーチに面した場所。着いていきなり海を見た抱井さんと緑さんが「変な波だねぇ」と、うれしそうに話している。そう言えばピハでバーベキューをやった時、緑さんが言ってたっけ。「抱井さんが凄いのは、変な波に乗るんよねぇ。きれいな波は誰でも乗れる。変な波に乗れるから、抱井さんは凄いんよね」って。そして、変な波(?)が立つ海に入って行く二人。海に入っているのは誰もいなく、まさに独占状態。ビーチから見ても、彼らの楽しそうな様子が、伝わってきた。
AlexとJoshはボウリングを楽しんだようだ。恐ろしく曲がるボールを投げるJoshが優勝。「真っ直ぐなボールは、サーフィンで横に行けないみたいで嫌なんだよ」らしい。
夜はこのトリップ2度目のバーベキュー。緑さんの島の酒が再び登場し、みんなが参加して楽しんだ。いよいよ明日はオークランドに戻る。散々楽しんだ後、見上げた空には、あいかわらず満天の星が光っていた。







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day 8th

Posted by Staff - 2008/02/18(Mon)08:36

2月9日
アート・セッションの翌日から、いい波を求めてみんなは積極的に行動した。ギズボーンはニュージーランドでもサーファーズ・パラダイスと呼ばれるほど、多くのポイントが点在する場所。Alex、JoshのUSチームは朝7時前にはキャンプ場を出て、ギズボーンから約90kmの距離にある、トコマル・ベイを目指して出発した。その後、30分ほどで抱井さん、緑さん、陽子さんも出発。重いキャンピングカーのことを考え、別々に出発し、現地集合。トコマル・ベイでいろんなポイントを探し、日本チームはUSチームとは違う場所で入ることになった。
まず海に入って行ったのが抱井さん。オンショア・コンディションの中、ひとり、独自のポイントで波を待つ。緑さんと陽子さんもそれに続いた。リーフと言うか、岩場のポイント。美しいラインを描きながら乗っているのが緑さん。抱井さんも陽子さんも自分の波を楽しんでいるようだ。
この日はギズボーンの町にあるアイサイトの撮影があるために、午後2時には海を出て町に戻る。アイサイトはニュージーランドの町にある、観光案内所。細かく丁寧な対応をしてくれる。
アイサイトでの撮影を終えた一行は、再びトコマル・ベイを目指す。夜は9時前くらいまで日がある、ニュージーランドだからできること。そして思い切りサーフィンを楽しむ。この日の2回目のセッションでは、すべてのサーファーが揃い、思い思いに波乗りを楽しんだ。明日にはギズボーンを出て、パパモア・ビーチを目指す。旅の最終地点、オークランドが、また近くなる。どっぷりと日が暮れた中、美しい光を放つギズボーンの時計台。旅も終盤を迎えようとしている。







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day 7th

Posted by Staff - 2008/02/11(Mon)14:06

2月8日
ギズボンに来てから、いろいろな撮影をすることになり、セパレートされた行動をすることが多くなった。この日はワイナリーに行く陽子さんを除き、抱井さん、緑さん、Alex、Joshらは、フリーサーフィン。北を目指した。午後からの撮影のため、陽子さんはタウンのポイント、ミッドウェイで軽く入ることになった。オンショアが強かったが「楽しかった」と陽子さん。
海から上がり、ウエットスーツからワンピースに着替えた陽子さんを迎えてくれたのが、BUSHMERE ESTATEというワイナリー。ギズボン周辺は夏、暖かいため、ブドウ畑やワイナリーが多い。BUSHMERE ESTATEは、そんなワイナリーの中でも人気のブランドだ。ブドウ畑を歩く陽子さん。ピンクのワンピースが青い空と緑のブドウの木に映えていた。
そしてこの日は、夕方からアート・セッションが予定されていた。RVCAのアーティストとしても有名なAlexとJosh。それに日本からタカオさんが参加して、セッションが行なわれた。場所はギズボンの海沿いにある古い監獄跡。1911年から50年まで使われていた本物の監獄の壁に、グラフィティを描くことを許可してくれたギズボン観光局。太っ腹だ。最初にスプレーでJoshがCRISPYと線で描き、Alexが文字の中を描き込んで行く。左右でインパクトとある書き込みをするタカオさん。どんどん壁は表情を変え、クールなグラフィティが誕生した。ギズボン観光局は、このグラフィティを、半永久的に残してくれると言う。ますます太っ腹だ。
アート・セッションを終え、気がつくと夕焼けが美しい。時刻は午後8時を回っていた。







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day 6th

Posted by Staff - 2008/02/11(Mon)14:01

2月7日
ギズボンについて初日の朝から、キャンピングカーをキャンプ・サイトに移動させ、その足ですぐに、スピットというポイントを目指した。岩場のポイントはレギュラーの波がきれいに割れて、ロングボードにはぴったりのポイント。最初に海に向かったのはAlex。Joshがその後に続いた。潮が引きはじめていて、フィンが岩場にヒットするために、アウトに出る時はボトムを上にして出て行く。ふたりはトロトロとした腹くらいの波を気持ち良さそうに乗りこなす。
陽子さんも彼らの後にアウトを目指した。ずっと波を見ていた緑さんが、トライフィンのロングボードを抱え、海に入って行く。他には誰もいない。互いに自分の波を追いかけ、乗るだけ。抱井さんはずっとビデオで波の映像を撮っていた。ゆったりとした時間が過ぎて行くような気がした。
2時間ほどだっただろうか。みんなが海から上がってから、近くにホットスプリングがあることを知り、みんなで行ってみることに……。昨日の長いドライブにお疲れを取るように……。
その後、抱井さんと緑さんはニュージーランドの原住民でもある、マオリの少女との撮影に向かう。タウンの海をバックに、可愛い少女とふたりのサーファーとのショット。そしてマオリ独特の挨拶も教わる。握手をして、おでこと鼻の頭を合わせる挨拶は、相手の行きを感じると言う意味があるらしい。彼女の笑顔にふたりの頬も緩む。
ギズボンでの日々は、いろんなことがまっているような予感がした。







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