2月4日
3日目となるこの日は、朝9時前からピハの隣のピハ北のビーチに向かった。いつものようにみんなの先頭を切って、ボードを抱えて歩いて行くのは太郎さん。Alex、Joshの後に続き、陽子さんがエントリーして行く。昨日よりもサイズが落ち、オンショア。緑さんはずっと波を見続けていた。水も満ち波は厚く、ロングライドは難しい状態だった。そんな中で最も楽しんでいたのが太郎さんだった。いくつも波を捉え、滑り降りて行く。いつものように、一番最後に、太郎さんは笑顔で戻ってきた。
みんなが海にいる間、抱井さんはピハ・サーフのマイクさんの元を訪れていた。ピハではレジェントと言われる彼は、今でも板をシェイプし続けている。ピハのサーフ・シーンを見続けていた彼を慕い、多くの人々がピハ・サーフを訪れている。
朝のセッションを終え、いったんキャンプ場に戻り、ボクらは再びマリオ・ベイに向かった。しかし、サイズは下がり、強いオンショアが吹いている。みんなが波を見ている間に、太郎さんはさっそく準備を整え、小走りにビーチへ降りて行く。サーフィンをしたいと言う気持ちが、身体全体にあふれ出ているようだ。
マリオ・ビーチには、潮が引いている時にビーチから海に抜けられる洞窟があり、その中でAlex、Joshは壁面に名前を刻み込んでいる。彼らに話を聞いてみた。
「Alexは、サーフィンがうまくて、どんな板もうまく乗りこなす。いつも明るくていいヤツなんだよ。前にみんなでメキシコにトリップに出かけた時、ボクのクルマが何度も止まってしまっても、嫌な顔一つしないで、つき合ってくれたよ」とJosh。Alexも、
「Joshはとてもユニークなヤツだよ。サーフィンのスタイルもとても独特で、スタイリッシュなヤツなんだ」と話す。
この後、Alexはサーフ・マットで出て行ったけれど、風の勢いが強すぎて、すぐに戻ってきた。
この日は早めに海を切り上げ、ヘンダーソンの町で買い物。キャンプ場でバーベキューを楽しんだ。緑さんは、わざわざ持ってきていた、長雲と言う奄美の焼酎の一升瓶を持ち出してきた。
「生えてる草とか奄美とニュージーランドは似ている気がするね」と言うと、驚いたことにニュージーランドはマオリの言葉で“アオテアロア(Aotealoa)”といい、長い雲と言う意味らしい。不思議な偶然。そんな話で盛り上がりながら、気づいたら既に深夜1時を回っていた。空は星だらけ。みんなで南十字星を探した。
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無題
2008/02/08(Fri)08:21
ニュジーは夏 いいね~ こっちは雪も降り 毎日寒いよ。
ゆうじも波に乗ってるのかな?
楽しんで いいムービーいっぱい取ってね。
No.1|by kaori|
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