2月3日
長旅の後のサーフィンと言う、タフな一日の翌日。それでもみんなは7時前に集合し、2日目の準備を整えて行った。今日はアメリカからアーティストでありサーファーでもあるAlex KoppsとJosh Lazcanoが合流する。その前に4人は、再びピハに入った。昨日よりはサイズは小さくなっているものの、コンディション的には弱冠いい感じ。到着してすぐに太郎さんが海へ向かい、しっかりとポイントを見てから陽子さんも海を目指す。日曜日と言うこともあり、海には多くのサーファーが入っている。そんな場所から少し離れた岩場の近くにいたのが緑さんだ。ひとりでレギュラーの波を狙っている。抱井さんもクラシカルなロングボードで、ゆったりのグライドしている。
そこにアメリカからついたばかりのAlexとJoshがやって来た。彼らはいかにも待っていたとばかりに、到着してすぐに海へと向かう。軽く1ラウンドのつもりが、4時間くらい海にいて、思い思いに楽しんでいた。
その後、ヘンダーソンと言う町に立ち寄り、ショッピングセンターで食事。その後、マリオ・ベイというポイントで夕方のセッションを楽しむもくろみだ。マリオ・ベイは海の向きはピハとほぼ同じ。サイズは少し落ちるものの、いいうねりが入ってくる。
新しいポイントは新しい期待を与えてくれる。みんなは笑顔でボードを抱え、ビーチに向かった。オークランド周辺でもうまい連中が集まると言うマリオ・ベイ。かもめが多く集まり巣作りをしている環境のいい場所でのサーフィン。混雑を避け、右寄りの岩場でレギュラーの波を狙う緑さんと太郎さん。陽子さんはセンターで、レギュラーの波に乗っている。抱井さんは右側の岩場脇のカレントを抜けアウトに出る。そして自分の波が来るまでひたすら待ち続け、波を追い、緩やかにカービングして行く。Joshは長く重いシングルフィンのロングボードで、果敢にアウトを目指し、ぐしゃぐしゃな波をテイクオフする。スープの向こうに、重めのクワッドフィッシュの板を駆る、Alexの流れるようなライディングが見られた。
西の空がピンク色に染まる午後8時半。すべてのボードを車に積み、ピハのキャンプ場に戻った。そしてテイクアウトしてきた、ピザを頬張り、ビールで喉の奥に押し流す。ちょっとばかりタフなコンディションでのセッション。みんながキャンピングカーに戻ったのは、ミッドナイトを少し過ぎた頃だった。
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いい写真だー!
2008/02/09(Sat)22:53
早く動画が見たい!
No.1|by masato|
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