日出が6:30、日没が21:00という長く贅沢な日照時間での
ニュージーランドサーフトリップ。
僕らは計4機のムービーカメラを用意して、この旅を撮影していた。
でっかいプロ仕様カメラから8ミリまで、様々な映像が残されている。
帰国後、先ずは素材の整理を始める。
それはそれは気の遠くなるような作業で、何百時間かカウントもできない
映像のチェックから始まり、それをday、point、surfer、etc...別にカテゴライズしていく。
素材抜きされた段階で、一休み。
その間にサウンドのセレクトをすすめる。
今回は、BEAMS RECORDSさんやRUSHさん、そしてSILENT POETSの下田さんが
協力をしてくれて、ニュージーランド・ジャーニーにぴったりお洒落なサウンドが提供された。
いよいよオフライン作業による映像の組み立てに入る。
スタジオは、六本木ヒルズに陽を影にされる東京のセントラルシティ、西麻布。
寝ずに考え、うみ出した構成に、音楽と音声を頭の中でシュミレート。
「どうかな、とにかくやってみよ!」って感じで、編集作業のスタートは
土曜日だった。
オープニングに、ニュージーランドの秘話なるメッセージ。
そしてタイトルデザインからキャスト紹介・・・。
と簡単には進まない。
♪1歩進んで2歩さがる〜♪
そんなリズムで編集を手伝ってくれているEDITERさんにも感謝感謝。
想像を遥かに上回る綿密な作業は、就職活動中の人にはあまり薦められない
職業かもしれない。
抱井さんのラグランでのロングロングロングライド。
トラガベイのライトを笑顔でライディングするヨーコさん。
トコマルベイのサイドオンショアの波を軽やかに乗りこなすミドリくん。
フィッシュもロングも独特のスタイルで、誰よりも多く波をキャッチするALEX。
オールドスタイルにこだわり、どこで切ってもフォトジェニックなJOSH。
ピハビーチを5時間も波に乗り続けた太郎くん。
編集作業をしていると、ふと戻りたくなるニュージーランド。
まだまだ暖かいだろう、もうここは日曜日の夜中でとても寒くなってきた。
六本木ヒルズもようやくGOOD NIGHT...
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